OEC News No.11
おいしー(OEC)ニュース2005年12月(2)

1.生活排水対策ミニシンポジウム

 「一人一人の行動・実践から取り戻せるきれいな川と地下水と海」のテーマで、生活排水対策を考えるミニシンポジウムが平成17年12月10日(土)漫湖水鳥・湿地センターで開催された。このシンポは、当クラブ(OEC)が受託する「生活排水対策普及啓発モデル事業」の一環として、さらに第11回「国場川水あしび」出展プログラムの一つとして開催したもので、講師に大阪府八尾市生活排水対策アドバイザーOB会「アクアフレンズ」代表世話役の美濃原弥恵さん、那覇市「安謝川をきれいにする住民の会」代表の府本みほさんをお願いして、日頃の活動状況を紹介していただいた。
 美濃原さんは大阪府八尾市生活排水対策アドバイザーの活動経緯を紹介しながら、いかに市民団体と行政、そして企業とお互いに連携・協力する協働が大切かを強調した。また、簡単にできる生活排水対策として、自らが製作したアクリルモチーフ(洗剤を使わずアクリル毛糸で食器の汚れを落とす)を配布して、台所対策の一例を紹介した。
府本さんは、10年以上前から安謝川の流域に住んでおり、身近に流れる”川”を長年見つめてきた。目の前を流れている川の表情や現状を、末吉公園内の安謝川で採取したテナガエビやモクズガニなどの生き物、上流から下流までの川の様子を写真で紹介しながら、身近な川への興味が生活排水対策を行う上で最も大切であると訴えた。
 両者の活動紹介を受けて「行政との連携はどのように行ったのか?」「ワークショップを開催する際の保険は?」の質疑など、市民団体や行政、企業との連携(協働)のあり方、ワークショップや観察会の具体的な開催方法などについて、講師と参加者でディスカッションが行われた。
 


 

 
写真1.八尾市の例とアクアフレンズ活動を紹介する美濃原さん
 
写真2.OHPを使い安謝川の様子を紹介する府本さん
 

 

 
写真3.ディスカッションでは白熱した
 
写真4.熱心に耳を傾ける参加者
 

2.「このタネ何ダネ?どこから来タネ?」漂着種子のワークショップ

 ミニシンポ同日の午前、「国場川水あしび」へのOEC出展プログラムとして「このタネ何ダネ?どこから来タネ?」の題でワークショップを開催した。このワークショップは、流域から河岸に漂着した私たちの生活ゴミの清掃を兼ね、ゴミと一緒に流れ着いた植物の種子を拾い集め、種類ごとの数と名前を調べることで漫湖や国場川流域の植物自然に理解を深めて行くことがねらいだ。
 当日は、主に国場川左岸(漫湖南岸)で拾い上げた種子について、それらの形状から種類ごとに分けられて数や名前を調べ、そして、それらの実をつける草木はどこに育ちどうやって流れ着いたのかなど、参加者みんなで思いをはせた。
集められた種子は、オオコウモリの大好物であるモモタマナが最も多く、他にクロヨナ、オキナワキョウチクトウ、サガリバナ、サキシマスオウノキなど、椰子の実の様に水に浮きやすい形状をした種類が多かった。
 


 


 

写真5.このタネ何ダネ、どこから来タネ
 
写真6.掃除しながら漂着種子拾い
 

 

写真7.拾った種子を調べてみよう
 


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