OEC News No.18
報得川とワイワイ会

 糸満市を流れる「報得川」は、平成17年度に「日本一汚れている川」として不名誉な全国ワーストにランクづけされました。そこで行政機関や地域の市民団体、学校、研究機関などが集まり、きれいな報得川を取り戻そうと取り組みを始めています。表題の『報得川とワイワイ会』は、報得川の流域協議会として水質保全に向けた実践活動を遣っていくことを目的に設立された組織です。OECはこの会と連携する形で今年2月から月1回の会合に参加しています。

やんばるの「平南川」を見にいこう!-水生生物調査-

 今年8月8日、その手始めにOECは「地球環境基金」の助成活動の一環で、報得川流域に住む人々を対象に川の観察会を企画しました。「やんばる」のきれいな川を見て水に触れる体験を通して「自分の地域の川と比較し考えてみよう」と、大宜味村の「平南川」で水生生物調査を実施しました。報得川近隣の兼城中学校エコクラブと、がじゅまる児童エコクラブ、また教員や保護者の皆さん約40名が参加し、平南川の水質や周辺の豊な自然環境を知ることで、きれいな川のイメージを共有することが出来た観察会となりました!
 


 

 
写真1.沖縄エコツアーガイドの稲福さんが
調査の手法を説明。みんな興味津々!
 
写真2.こんなに自然が豊か!
みんな夢中で石の裏をころがし
生きものを探しています!
 

第1回 報得川セミナー

 OECは『報得川とワイワイ会』と共催で、報得川の水環境について認識を深める場として「報得川セミナー」を計画し、10月1日、第1回目の同セミナーを糸満市役所で開催しました(主催:糸満市、糸満市女性連合会、OEC)。
 講話は「報得川の水質状況」と「私達の生活排水」のタイトルで、2名の沖縄県生活排水対策指導員の方から、まずは浄化槽の種類やしくみについて紹介がありました。また身近な生活排水の例として台所・洗濯・トイレ・お風呂から出る排水やその対策についてお話をしていただきました。
 質疑応答では、参加者から糸満市の「廃油回収」の取引紹介や「生活排水対策指導員のしくみ」について質問があり、活発な意見交換がされました。夜間の開催にも関わらず、今回のセミナーには、約50人もの市民や関係者が集まり、皆さんの報得川に対する感心の高さが伺えたセミナーでした。
 


 

 
写真3.塩酸性ではない「重曹」や、
網目の細かいネットなど、
講師が普段使用している実物の紹介がありました。
 
写真2.セミナー終了後も、地図持参で
下水区域について自ら熱心に話し合う
「糸満市女性連合会」の皆さん!
 

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