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『バリントニア展−沖縄の水辺植物展−』など、一連のイベントを開催した6/24(月)〜7/12(金)の間に、台風5号が沖縄本島に接近した。沖縄では、例年6月23日(慰霊の日:休日)前後の梅雨明けから7月上旬にかけ、台風の接近は少ない。しかし、今年はこの時期の太平洋高気圧の張り出しが例年に比べ弱く、琉球列島沿いに北上するコースが多いといわれている。沖縄本島には7/5(金)5号、7/15(月)7号が接近した。
7/8(月)〜7/12(金)の間、沖縄県庁ロビーで開催した『おきなわバリントニア展−沖縄の水辺植物展−』の一環として、同構内にあるバリントニア(サガリバナ)開花のライトアップを予定していた。しかし、7/5(金)台風5号の風害によって開花前のつぼみが全て落ちてしまった。県警察ビルと県庁ビルとの間にあるため、この2本のサガリバナ壮齢木は特に強い風を受けたようだ。沖縄の台風は、風害とともに塩害をもたらすため、葉っぱの黄変も見える。
台風も沖縄の自然の一つであることを改めて認識するとともに、同構内のライトアップは、年内の開花時まで延期とした。そこで急きょ県庁に替わり、台風の被害が少ない大嶺さん宅(那覇市国場66)の同種壮齢木を7/8(月)〜7/12(金)19:30〜20:00の間、ライトアップした(詳細は琉球列島バリントニア情報のページを参照)。
台風の年、サガリバナは花が2度咲くといわれており、県庁でのライトアップ延期はこのことに基づいている。また、昨年だと沖縄本島のサガリバナは年末まで開花が見られ、例年6月以降12月頃まで、果実の隣の枝で花が咲いている姿をよく見かける。琉球列島に分布する同種の開花ピークは7月上旬であるが、全ての花が一気に咲いた場合、この時期の台風でそれらの全てを失うおそれもある。サガリバナが開花を年末まで分散することは、長い歴史の中で継代を持続するための戦略にもみえる。
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