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沖縄県自然保護課が主催する『磯の観察会』へOECを代表して参加した。今回の観察会は、約100名が参加して去る7月27日、糸満市大度の浜で午後2:00〜4:00の干潮時間に行われた。
この浜は、琉球石灰岩の隆起してできた海岸の先にサンゴ礁が広がる、沖縄の典型的な岩礁海岸である。陸の方からノッチ状の海食崖とキノコ岩、岩礁やその先に広がるラグーン(内海:イノー)、タイドプール(潮だまり)、リーフフラット、リーフエッジなど、そこには様々な生き物たちが観られる。
海食崖やノッチには乾燥に強いコンペイトウガイなどタマキビガイの仲間、その下にアマガイの仲間、その先へ行くとタイドプールがあり、そこにはコバルトブルーのスズメダイが現れる。プールの底には緑鮮やかなリュウキュウスガモ(海草)が広がり、クモヒトデやナガウニ、クロナマコもいる。また、色とりどりのサンゴのお花畑が広がり、成長が頭打ちになったハマサンゴなど、様々な形がある。そして縄張りを争って隣りとけんかをしているコブハマサンゴとトガリシコロサンゴ(写真3)、カメノコキクメイシとコモンサンゴの対戦が観られる。
リーフエッジをUターンして、タイドプールやラグーンを観ながら岸近くのごつごつした岩場に戻ると、そこには口を閉ざしたオハグロガキの帯が広がっている。さらに陸に近いところで岩の表面に黒い帯をしたヘリトリアオリガイ、その凹部には身を寄せ合って、乾燥と暑さに耐えて潮が満ちてくるのを待つゴマフニナ
がいる。
この岩場と護岸との間にはサンゴ礁の砂が広がる。いつもだとグンバイヒルガオなど砂浜の植物が観られるが、台風の後で茎だけが残っている。
このように糸満市大度の浜は砂浜や岩礁、タイドプール、ラグーン、リーフまで、様々な生き物が観察できるすてきな磯なのだ。みんなでこの浜を大切にしたいものだ。
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