OEC News No.7
おいしー(OEC)ニュース2005年4月


これまでOECニュースでは印刷物のダイジェスト版を掲載してきましたが、今回のニュースからはWebオリジナル版となります。

 1.安謝川ウォッチング(2005年1月15日)


那覇市には、安謝川の他に安里川や国場川などが流れている。しかし、これらの川には、水に入って遊びたくなるような場所が少ない。今回の安謝川は、源流を首里石嶺町として、河口までの距離は5.2km、流域面積8.1km2、流域には住宅、事業所などが立ち並ぶ典型的な都市河川である。

安謝川ウォッチングは末吉公園内とその近くの地点で行われた。AM10:00に集合したメンバーは、軽装に長靴姿。エコツアーガイドから、公園内の樹木や史跡などの概要と、水生生物調査の説明を聞いていよいよSTART!
 

最初のポイントは園内の滝見橋。一月なので水は冷たく感じたが、川に入って調査を始めると寒さを忘れる。調査は流れの速さや川幅などを計測し、水深30cmくらいの場所で川底の転石にどんな指標生物がいるのかを調べた。サカマキガイやユスリカなどの指標種が多く、なかには水質階級Iのヘビトンボ類の抜け殻らしきモノも発見されたのだが、結果的には"たいへん汚い水"(水質階級IV)と判定した。

続いて公園を下って二つ目のポイントは末吉橋付近。こちらではイシマキガイのコロニーやハゼの仲間など、上流より生物が多く見られた。結果的にはイシマキガイやカワニナなどの指標生物が見られたので "少しきたない川(水質階級II)"と判定。理由は途中から湧水が混ざるなど公園内で汚れた水が浄化されたためだろうか。

ところで安謝川は住民の間で1995年に「安謝川をきれいにする首里住民の会」が発足され、公園内の清掃活動が定期的に行われてきた。その結果、水質が改善されゴミが少なくなり綺麗になったと言われている。もうちょっとの努力が必要だ。今回は安謝川ウォッチングを通して、日頃の生活から出しているゴミや排水が川にどんな影響を及ぼしているか、参加者各自が実感するチャンスとなった。

 

 2.ついにできたぞ、エコMAP!

昨年、那覇市観光課の委託事業として『那覇市エコツアー資源調査』を実施した。この調査は、ゆいレールを軸とする都市型エコツアーを展開するため、自然や歴史、文化・芸術の分野で調査を行い、個々の資源について写真や記録をデータベースとして作成した。

今回、それらのデータを元にイラストや写真に楽しい解説の入った日本語版と英語版のエコマップを発行する事ができた。題して"ゆいレールエコMAP"。MAPの表は市内の歴史や自然、そして那覇ならではの天然素材ショップなどが紹介され、裏には、ゆいレール沿線のウタキやカー、サガリバナなどの分布をマッピングした。

これまでのマップとは一味違い、那覇の自然と文化を改めて見直すきっかけとなると思う。

エコマップ片手に那覇の街を探索してみよう!

※エコマップはOECで500円で販売してます。→カタログページへ

 


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