沖縄季節の花・実 TOPIX3
■OEC大里分室の花(その1)

 花の命は短くて、当ページ原稿へと咲いている季節の花の様子を写真にとり、いざ原稿を書く段になるとその文章を考えている間に、ついつい遅れてしまい、ついには時期を逃してしまいがちです。そこで、執筆負担の少ない写真主体のページ構成で掲載の数を増やすことにします。
 その最初のシリーズとして、大里村字嶺井7番地に育苗と研究・研修の施設としてお借りしている『おきなわ環境クラブ大里分室』の紹介を兼ね、この構内で咲いている花々を掲載します。
 OECは『大里分室』として、150坪の屋敷に掘り抜きの井戸のある10坪ほどのトタン屋を'01-7月よりお借りしました。構内ではサガリバナをはじめマングローブなど、沖縄の水辺植物約30種について育苗・鉢植えを行っています。ここでは、主としてポリの桶や鉢カバーに水を張り、植木鉢をその水に浸す水耕栽培の方法を採用しています。
 今年は夏のはじめ頃から、鉢植えのヒルギモドキやヒルギダマシ、メヒルギ、サガリバナ、オヒルギ、クサトベラ、モンパノキ、ナハキハギ・・・などが花を咲かせ、既に実の時期を終えている種もあります。
 今回は、ナハキハギとホテイアオイ、オヒルギです。

ナハキハギ:

Dendrolobium umbeillatum (Linn.) Bentham
マメ科で3〜6mの低木か小高木。沖縄本島の国場川河口域と今帰仁村諸志に残る。
沖縄県レッドデータ:危急種。用途は飼料や緑肥。

ホテイアオイ:

Eichornia crassipes Solms-Laub.
ブラジル原産の浮き草。春から夏に花を咲かせる。
用途は飼料。

オヒルギ:

Bruguera gymnothiza Lamk.
奄美大島を北限とするマングローブ。アカバナヒルギと呼び、来年の5月成熟した胎生(たいせい)種子になる。
用途は木材や薪炭材、染料。

 


写真1. おきなわ環境クラブ大里分室 
屋敷のぐるりに井戸水用の配管敷設。
広さ64uの育苗用防風ネットハウスを設置。
 


写真2. 花・実をつけたナハキハギ
6〜8月の間、4cmの鞘マメをつけながら
     花を咲かせる。
 


写真3. ホテイアオイの花
ポリの桶に咲いた浮き草の花。


写真4. オヒルギの花
鉢植えで花は咲くが種子を観ていない。

 

 

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