| 琉球列島のバリントニア TOPIX2 |
| ■西表島のサガリバナ (その1) |
西表島よりバリントニア(サガリバナ Barrigtonia racemosa)の便りが入ったので、それをお伝えしながらこれまで得ている同島の情報も合わせて掲載いたします。
西表島には、サガリバナ以外にゴバンノアシ(B. asiatica)が見られますが、それについては次回に掲載するとして、今回は、サガリバナについてです。
サガリバナはバックマングローブと呼ばれるように、川の下流や河口のヤエヤマヒルギやオヒルギなどで構成するマングローブ林の後背地に群落をつくっています。同種は、同じくバックマングローブと呼ばれるサキシマスオウノキより陸側に、林をつくっています。
西表島では、ほとんどの川の下流・河口域でサガリバナの群落が普通に見られるため、沖縄本島のようにめずらしくなく、庭木として家々では植えられておりません。
夏の夜明け前、河口よりカヌーで川をさかのぼりながらの「花見ツアー」は、同島の代表的なエコツアーとして好評です。
また、サガリバナは西表でズルガキと呼ばれ、挿し木で簡単に根付くので、田んぼの稲をイノシシの食害から守るための生け垣として使われてきました。島の水田跡には、サガリバナの並木が見られます。その並木は、陸路から観察できます。
|
西表在住の方('02 6月, T.M)からの便り |
|
今日はハーリー・・・梅雨明けが間近です。それにしても、雨の少ない今年の梅雨でした。 |

写真1. 前良(まえら)川のカヌーツアー

写真2. 古見(こみ)のサガリバナつぼみ